はじめに
当科では、甲状腺・副甲状腺などの疾患でお悩みの方の診療を予約制にて行います。
糖尿病・内分泌内科の医師が担当いたします。
甲状腺・甲状腺疾患とは
甲状腺は、首の前側、のどぼとけのすぐ下にあり、蝶が羽を広げたような形をしています。 大きさは縦 4.5 cm × 横 4 cm、厚さ1 cm、重さは16~20 gほどの小さな臓器です。
わかめや昆布などの海藻に含まれる「ヨウ素」を使って、体の新陳代謝を活発にする「甲状腺ホルモン」をつくることで、私たちのエネルギーや体温、気分の調整などに関わってきます。 この甲状腺の働きは、脳の「下垂体(かすいたい)」という部分から分泌される「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」によって調整されています。
甲状腺の異常によって起こる「甲状腺疾患」では特有の症状がなく、動悸、疲れやすさ、気分の落ち込みなど、心臓病や自律神経の不調、更年期障害と似た症状が現れるため、「甲状腺疾患」に気づきにくい場合が見られます。
また、健康診断や人間ドックで甲状腺の異常が偶然見つかることも多く、女性の場合は妊娠・出産の時期や不妊の原因として判明することもあります。 先の症状が見られ甲状腺異常が心配の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
検査方法
血液検査について
検査項目 | 説明 |
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TSH(甲状腺刺激ホルモン) | 脳から分泌され、甲状腺にホルモンの分泌を促す指令を出します。甲状腺の状態を最も敏感に反映する重要な指標です。 |
FT4(遊離サイロキシン) | 甲状腺から分泌され、体の新陳代謝を活発にする働きがあります。 |
FT3(遊離トリヨードサイロニン) | FT4が肝臓などで変化してできるホルモンで、より強い新陳代謝作用を持ちます。 |
必要に応じて、以下のような追加検査を行うこともあります。
検査項目 | 目的・説明 |
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TRAb(抗TSH受容体抗体) | 甲状腺に働きかける事で甲状腺ホルモンを過剰に分泌させる自己抗体です。バセドウ病の診断に重要な検査です。 |
抗Tg抗体・抗TPO抗体 | 甲状腺に対する自己抗体です。橋本病やバセドウ病で高値となり、それら疾患の診断材料となる検査です。 |
サイログロブリン(Tg) | 甲状腺の腫瘍マーカーとして使われます。甲状腺癌の手術後再発チェックでも利用されます。 |
受診の流れ
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